Webデザインの流行 変わるものと変わらないもの、コンテンツ発信の本質
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Webサイトを制作していく中で、やはり世の中でどのようなものが流行っているかというのは非常に気になりますよね。今回の記事では、近年流行っているWebデザインを紹介していきます。また、それに加えて目まぐるしく変化していくWebサイト制作の中で変わらないことについても紹介していきますので是非最後までご覧ください!
2022年のトレンドWebデザイン3選!
ダークモード(ダークテーマ)
ダークテーマはスマートフォンやスマホアプリに登場してそのトレンドの波がWebサイトにまで押し寄せているデザインの1つです。今まで多くの場合、白が基調であったUIを黒に変えてしまうというデザインで、夜間でも見やすく使用できるという点が実装された背景にあるようですがそのシックで高級感のあるデザインから昼夜関係なく使用されています。
一方で、一部では消費電力を抑えることができるというような触れ込みもあるようですが、これは有機ELモニターでなければ意味もなく、目への負担が少ないというような意見もありますが有意なデータがあるわけでもないようなので現在のところでは「おしゃれなデザイン」の域を出ているとは考えにくいでしょう。
また、制作の面からみても、単に色調を反転すれば綺麗なダークモードになるかというとそう簡単ではなく、コントラスト等の調整が必要になりますから、工数が増えるため実装する際は本当に必要かどうかしっかりと判断をする必要がありそうです。
アイソメトリックデザイン
日本語では等角投影法と呼ばれる構図でのデザインです。斜め上から見下ろすジオラマのような構図です。イラストで用いられることが多く、スマートフォンと人間が同じサイズ感で描かれたり非現実的で印象深いグラフィックとして利用されている傾向があります。世界観が安定したり、統一感がでることが強みですので、併用するUIデザイン等に気を付けつつせっかくの世界観や統一感を損なわないようにうまく活用していきましょう。
ニューモーフィズム
近年流行しているフラットデザインや過去、スマートフォン等で用いられていたスキューモーフィズムを文脈として持っているのがニューモーフィズムです。ニューモーフィズムの特徴はUIが単色、つまりボタンと背景色が同一であり、その違いを凹凸感のある影で表現しているという点です。洗練されたモダンな印象を与えるデザインでシンプルなWebサイトで用いることで効果的に機能するでしょう。
その一方で、ユーザビリティの問題も懸念されています。単色であるために一見ボタンが押されているのかどうかが分かりにくいという点がその問題として挙げられています。現代的でおしゃれなデザインですが、使いどころには注意しなくてはならないデザインといえるでしょう。
Webサイト制作で時代に左右されないこととは?
ここまで近年トレンドとされるWebデザインについて紹介してきました。ニューモーフィズムの部分でも述べましたがデザインはいつもユーザビリティの問題と隣り合わせになっています。
あくまでもWebサイトで集客をするのであれば目的はお問合せをいただくことですよね。ですから過度なデザインやユーザビリティを損なうようなデザインは適切なデザインとは言えないでしょう。
そういう意味ではデザインは、見栄えやユーザーに印象を与えるためのデザインとユーザビリティのためのデザインの2つに大別できます。この2つのどちらもがそれぞれを損なわないようにバランス感に気を付けなければならないことは、世間でどんなデザインが流行っていても関係なく重要な点です!
まとめ デザインとコンテンツのバランスでよりよいWebサイトを!
もう一つ、重要なバランス感覚というものがあります。それはデザインとコンテンツのバランスです。コンテンツマーケティングにおいて有益な情報発信というのはWebサイトに集客するために重要なポイントです。対してデザインというのも、時にWebサイトの成果に大きく関わる重要なポイントです。Webサイト制作、運用においてこのどちらかでも軽視するということは望ましくないでしょう。
さきほど紹介したものと、この2つのバランスを意識して適切なWebサイト制作、運用を行っていきましょう!
弊社イツザイでは、Webサイトの制作、コンテンツ発信、Webサイトのアクセス分析等、お客様のWeb上での集客をお手伝いする事業を行っておりますのでお気軽にご相談ください!