hreflangの効果と書き方 SEOにおけるhreflangの必要性は?

カテゴリ:Web制作

2022.5.9

今回の記事では「hreflang」について解説します。その名の通り「hreflang」は言語に関するHTMLタグです。グローバル化が叫ばれている時代ですから、海外に向けたサイト作りを意識するなら是非知っておきたい知識となっていますので、是非ご確認ください。

 

hreflangとは何か

hreflangとは、そのページがどこの地域のどの言語で書かれているのかということをGoogleに知らせるためのHTMLタグのことです。このタグがあることで日本向けのサイトがアメリカで表示されたり、アメリカ向けのサイトが日本で表示されるということがなくなるというわけです。

では、どのような時にこのようhreflangタグを設定する必要があるのでしょうか。Googleは次のような場合に必要であると説明しています。

 

”ナビゲーションやフッターなど、テンプレートのみを翻訳し、コンテンツの大部分は 1 つの言語を使用する場合。フォーラムなど、ユーザー生成コンテンツを掲載するページでは、これが一般的です。

コンテンツが 1 つの言語で書かれていて、コンテンツの大部分はほとんど同じであり、地域ごとにわずかに変化がある場合。たとえば、米国、英国、アイルランドのユーザーをターゲットにした英語のコンテンツです。

サイトのコンテンツが複数の言語に完全に翻訳されている場合。たとえば、各ページについてドイツ語版と英語版の両方があるような場合です。”

ページのローカライズ版について Google に知らせる

 

SEOにおけるhreflangの必要性とは

さて、hreflangタグがどのような場合に必要かということは分かりました。では、SEO対策という面ではどのような効果があるのでしょうか。

この答えとしては、そのページがどの地域のどの言語をターゲットとしているのかということを明確化できるという効果があるといえるでしょう。というのも、Googleはたとえhreflangを設定していなかったとしてもページの表示をユーザーの言語に合わせるということをすることがあります。しかし、検索結果の表示という面では必ずしも正しい地域でのみ表示されるわけではありません。つまり、hreflangタグを設定することで特定の地域向けのページを正しく特定の地域に向けて発信することができるということになります。このことはつまりhreflangを設定するだけで検索結果のランキングが上がるということではないということです。例えば、日本語の読めないユーザーを適切に英語のサイトへと誘導できるなら離脱率の減少などの効果が考えられるでしょう。そういった意味でhreflangタグを設定することは必要性があるといえます。

 

記述と言語コードについて

この章では、より具体的にどのようにhreflangタグを設定するかということに焦点を当てていきます。特にSEO対策に効果のあるhreflangタグの記述としてalternate linkタグに属性を付与することが挙げられますので、今回はこの方法について解説します。

記述としては次のようになります。

 

<link rel =”alternate” hreflang = “言語コード(-地域コード)” href =”ページのURL”>

 

言語コードには次のようなものがあります。

 

ja 日本語
en 英語
de ドイツ語
fr フランス語
it イタリア語
es スペイン語
ru ロシア語
ko 韓国語
zh-Hans 中国語(簡体字)
zh-Hant 中国語(繁体字)

 

 

場合によっては言語コードに加えて地域コードを記述することができます。地域コードは単体では使用できない点に注意しましょう。これを用いることでアメリカ英語とイギリス英語を区別するなどが可能になります。

 

JP 日本
US アメリカ合衆国
EU ヨーロッパ
DE ドイツ
FR フランス
IT イタリア
ES スペイン
KR 韓国
CN 中国
TW 台湾

 

また、どの言語や地域にもマッチしなかった場合に表示するページを定めるための「x-default」というものもあります。例えば、日本とアメリカをターゲットとしたサイトにイタリアからアクセスがあった場合に英語のページを表示する、というように設定することができます。これは、言語コードの代わりに記述することになります。

 

よくある間違い

ここからはhreflangタグに関するよくある間違いを紹介します。hreflangは誤って設定すると何も設定しないよりも悪くなってしまうという可能性のあるものです。ですから、この章を参考に、正しく設定を行いましょう。

 

双方向にlinkタグが記述されていない

linkタグは各ページに必要です。また各ページにそれぞれの言語のhreflangタグが必要です。例えば、日本語と英語のページがある場合、日本語のページにも英語のhreflangタグを、英語のページにも日本語のhreflangタグが必要となります。

 

言語コード(地域コード)が間違っている

言語コードと地域コードは同じとは限らず、日本語だと馴染みのない名称が由来になっている場合も多いため注意が必要です。

 

当該ページとは別のページを指定している

link rel = “alternate”で指定するのは他言語版の同一のページである必要があります。トップページを表示する場合はトップページを、というように対応したページをリンクするように気を付けましょう。

 

まとめ

今回はhreflangタグについて紹介しました。日本語のみのサイトを運営しているのであればhreflangタグを設定する必要はありません。しかし、近年ではグローバル化ということもあり国内外を問わずマーケットを拡大していくということがインターネットの普及以前と比較すればどんどんと容易になっています。そんな中で多様な社会にリーチするためにWebサイトの言語を対応させていくことは自然な流れです。そのような中でより適切なリーチの機会を重視するのであれば是非hreflangタグを設定することをおすすめします。SEO対策でまず重要なのは検索結果に表示されることです。もちろん高い順位に表示されることは重要ですが、高い順位に表示されたサイトが読めない言語であれば、すぐに離脱してしまうでしょう。そのような点でhreflangタグが必要になってくるというわけです。

 

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